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  ● 第二話 : 2001年初乗り会レポート
                                                  
 
   

5月4日、ピーカンに晴れた午前6時、JR旭川駅旧資材センターを20台ほどの車を連ねて出発した。

到着したのは和寒町にある南ヶ丘森林公園。辺りはまだ朝もやがかかり、神秘的な、あるいはディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターといった雰囲気をかもし出していた。

5月とはいえ、北海道はまだ寒さがこたえる時期でもあるのだが、皆手際よくマイ・カヌーをキャリアから降ろし、今年度の初乗りを今か今かと心待ちに、はやる心を抑える。いざいざ!!

   

残念ながら、恒例となっている新造艇へのシャンパンかけの写真は用意できなかった。しかし、今年もまたすばらしい3艇が新たに仲間入りした。

会員それぞれが作ったカヌーを見ていると、やはり彼らの性格がカヌーにも反映されるのだなあという気がしてくる。非常に精緻な作り方をしているものもあれば、筆者のように乗れればOKというものもある。しかし、自分の艇に対する思い入れは比較の仕様がない。皆それぞれが誇りを持っている。水に浮かべるまでもなく車の屋根に積んだ時点で、すでに船は「誇り」のカタマリなのだ。ことわっておくが、塵あくたの「ホコリ」ではない。当然だ。

それぞれが、湖上での遊覧を終えると、すでに宴の準備はできている。アイヌねぎ、わらびなどどこかで採ってきた旬のモノが並ぶ一方、ジンギスカンや自家製のオカズがあっというまにでてくるでてくる。おいしかったあ。ごちそうさまでした。

ほんとにアットホームな雰囲気。異業種の方が大勢いるので、会話も普段聞けないことが聞けたりする。サロン的な一面もあるカヌークラブなのだ。

 

今回の参加者で目立っていたのは子供かもしれない。湖でのイベントということもあるかもしれないが、写真にもあるように赤ちゃんからすでに参加していた。

幼稚園?小学生?の子供達もしっかりとお父さんお母さんと一緒にパドルをこぎ、一人前のパドラー然とたくましい。

こうした光景は微笑ましくもあり、こうしてカヌーは家族の絆を深める。諸先輩のなかには「カヌーを二人で漕ぐと親友でも喧嘩別れをしてしまう」という方もいた。今はその言葉を無視しよう。無視すべき理由が、目の前の光景にあるから。

いずれ彼らが大きくなり、一人前のカヌーイストとして成長したとき、ヨイヨイになったわれらをカヌーに連れ出してくれることを切に願うのである。いや、そんなことが言いたいのではない。コマーシャルのキャッチコピーにもあったが、「モノより想い出」がここにあったというわけなのだ。


編集後記

第2回は、少し慣れてきたところで初乗り会のレポートをしてみました。
なにぶん筆者は写真を撮っておらず、急遽松山氏(事務局長という噂もあるのだが・・・)にお借りした。

今だから話せるが、この初乗り会の前日、GWということで静岡から帰省した友人と大いに夜を楽しんでしまったため、この日は非常に体調がすぐれなかったのである。というより二日酔いであった。進水式のボートにシャンパンをかける数時間前に自ら浴びていたのだ。

こんな体調でカヌーに乗ってはいけない。絶対にだめです。真似はしないでください。しかし、湖上はおだやかで癒すに充分であったことはいうまでもない事実。みなさんごめんなさい。

カヌー乗りの心構えをしっかりと胸に焼き付けて今後乗らんことを決心した1日だった。おそまつ。


 
 
 
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Last modified: May.2001
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